ローデンバッハ? ローダンバック? ローダンバッハ? ローデンバック?
それによると、ベルギー語では、まさしく“ローデンバッハ”が正しく、“ローダンバック”とするのは、フランス語読みだと述べたうえで、「此頃、日本で見受ける『ローダンバッハ』という発音は、何処にも無い筈だ」と結論づけていた。
この読みのことは、以前からなんとなく気になっていた。
で、「日本の古本屋」で、検索をかけてみた。
と、“ローデンバッハ”が、やはり主力で一番数多くヒットした。
が、フランス語読みとされる“ローダンバック”は、1冊もヒットしない。
間違いとされた“ローダンバッハ”も同様、見当らない。
ところが、“ローデンバック”という表記がヒットした。
窪田般彌は、そう表記している(多くは岩波文庫版)。
彼は、フランス文学の人だよね。
それはそれとして、気になったのは、高橋洋一訳のちくま文庫、『ローデンバック集成』だ。
彼は、沖積舎の『街の狩人』や森開社の『鏡』では、“ローデンバッハ”としているのに…。
版元に押し切られたか? “ローデンバック”を拠り所とする新しい根拠を得たか?
なんにしても、ちくま文庫版は、一番新しい訳本で、しかもタイトルに堂々と謳っている。
ひょっとしたら、これからは、“ローデンバック”が一番、ポピュラーな表記になったりして…。
念のため、私には、どれが一番正しいのかは、わかりません。
矢野氏は、基本英文学の人だし、彼の断言が正しいとも限らない。
ベルギー語(母語)表記とフランス語表記に対して、別に日本語表記というのがあっていいなら、日本語では、4種の表記を使い分ける、ってことになったって、おかしくかない。
しょせん、外国語の発音と表記法、なかなか厳密にはならないでしょ。
- 2010.07.18 Sunday
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- 22:30
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- by Paradis(パラディ)




この写真 (ケイタイで撮ったののでブレている。ゴメンナサイ) は、初日に撮ったものなので、既に、別の何かと換わっているかもしれない。し、そうあって欲しい、ね。




